TVに出演中の壇蜜が客観的なコメントのふりで、自分の私生活を匂わすような発言をした。
「こういう時代だし、ときどきだれかに抱かれてるくらいがちょうどいいんじゃないですか……」
爆笑問題が司会を務める『サンデー・ジャポン』で、先日内閣府が発表したアンケート結果を取り上げたときのもの。20~30代の未婚男女の約4割が「恋人が欲しいか」の問いに「欲しくない」と答えていたことに対して。
壇蜜は直後の発言でも、わざとセクシー・タレント風に過剰な意味を込めるなど、世の男たちに期待される女性を演じているので、自身が恋人以外の男に抱かれているかのようなコメントも裏を読ませる前提の演技の可能性はある。
おもしろいのは、そういうセクシーな部分より結果として、〈恋人がいない〉ことじたいは否定していないところだ。内閣府の趣旨としては、少子化を憂うってことなんだが。
まあ、政治家が、
「マスコミを懲らしめるには……」
なんて言ってる国じゃ、子供を産み育てたいと思う人は増えないと思うけどね。
壇蜜の方は、憲法記念日に同番組に出演したときには、ナインピース(9条擁護)のバッジをつけて出るなど、反政府的態度を示している。ま、エロの基本はピースだからね。